彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)
理解してもらえたと思ったら、ななめ上な返事を返すますみちゃん。
「2番目ってなに!?今までの話の流れで、なんでそうなるの!?」
「じゃあ3番目でいいよ!」
「そういう意味じゃないって!!誰が一夫多妻的な提案をしましたか!?」
〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
一夫多妻(いっぷたさい):一人の旦那さんが、沢山の奥さんを持つ結婚方式のことだよん♪日本は一夫一妻(いっぷいっさい)だよーん♪
「君の中での僕は、そういう男ってことかい!?」
「本気で愛してるの!!」
半場、お説教をする口調で言えば、叫びながら重ねていた手を強く握ってきた。
「ますみ、蓮君が本当に好きなの!蓮君さえよければ・・・2番目でも、3番目でもいいの!付き合って!」
「いや、それは大間違ですよ!?」
「だって、1番がダメなら、それ以外ならいいって意味じゃないの!?」
「そんなわけないでしょう!?僕が言いたいのは~」
「うはははは!時間やでー」
修羅場が白熱したところで、男性幹事が声を出す。
「なかなか、白熱した恋のバトルやけど~トークタイムは終了やで♪」
「ヤマト!?」
「アラシくぅん!?」
「ほな、料理も来るし、席替えや!男の子も女の子も移動でっせぇ~今、気になってる子のお隣へやぁ~うはははは!なぁ!?おそろいの水玉シュシュつけてるお姉ちゃん達!?」
「そ、そうだね~・・・い、移動しようか、みんなぁ~?」
ヤマトに言われ、水玉のシュシュの片割れであるリリが答える。
それにあわせて、周囲も動き出す。
みんな席を立つが・・・・
グイッ!
「ん?」
なぜか立ち上がれない。
(ズボンに何か引っかかってる?)
視線を下げれば、私のズボンをつかんでいる手があった。
「ますみちゃん?」
うつむいたままの彼女が、私の服をつかんで離さない。
立ち上がろうともしない。
「ますみちゃん、悪いけど離し・・・」
「蓮君、料理がきたら、ますみがとってあげるね?」
「なに言ってるの?席替えなんですけど・・・」
「ますみは幹事よ?だから、動かなくていいの。」
「そんなルール聞いてませんよ!?」
「幹事の言うことは絶対なのぉ!蓮君の隣から、動かないの!!」
「ますみちゃーん!?」
〔★ますみの頑固が発動した★〕