彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)
「もぉ~可児君カワイイー!」
「あれぐらいで照れてちゃってー」
「モモ、ハゲの彼氏って未経験でしょうー?付き合ってあげれば~」
「え~いいかもぉねぇー」
「そ、そ、そんな!自分硬派なんで!モモさんも自分を大事に~」
「大丈夫だよ~ヨッシーなら、モモを幸せに出来るでしょう?硬派だからー?」
「そ、そりゃ、もちろんっす!あ!?いや、今の発言は、硬派としての一般論で~しかし、モモさんは可愛いので~」
「嬉しい~ヨッシー好きになりそう~」
「い、いや~ははは!参ったな~!」
(可児君・・・・)
モモちゃんや冷やかす周囲の女子の言葉に、まんざらではない態度になる可児君。
今まで見てきた中で、一番幸せそうな顔してるけど・・・・
(一番だらしない顔でもあるんだよね・・・)
ついでに言えば。
女子目線で見ると、完全にからかわれてるだけだから。
本気にしない方がいいよ、と・・・言ってあげたい。
〔★凛はとても哀れになった★〕
浮かれる仲間をよそに、ゲームは進む。
「ほな次や!うははははは!王様だーれだ!」
(今度も違うわ・・・)
さっきは一ケタだったけど、今度は二ケタ。
それで『13』じゃなければ、気にしないけど。
(連続して不吉な数字を引き当てるってどうなの?)
〔★続・凛は縁起を気にしている★〕
「あーん、ますみ王様じゃないなぁ~凛君は・・・違うみたいだね?」
「え!?なんでわかるんですか?」
「うふふふー!愛の力!?」
「そうですか・・・顔に出てましたか・・・気をつけます。」
「もお!ロマンチックじゃないんだからー!」
「それよりも、次の王様は誰が・・・」
「わしや!!」
私の隣の隣から返事が返ってきた。
「ヤマト!?」
「ほれほれ~!!わし王様!!残り物には福があるー!!」
(たしかに、くじを持ってる人は、自動的に残ったくじになるけど・・・)
「何をお願いする気ですか・・・?」
秀君の例を見ていたので気になる。
これにヤマトは自信満々で言った。
「うははは!そやなぁ~ほな、7番と11番が、王様にちゅーやで!」
「いきなり紳士じゃなくなった!?」
〔★欲望に忠実だった★〕