彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)
「なに言って・・・・なにしてんですか!?」
「え~♪昨日のお礼のチュー♪」
「僕はダメって言ったでしょう!?」
「知ってるよ。だから、蓮君はあきらめて、りっ君にラブアタックすることにしたの♪」
「呼び方変えただけで、同一人物ですが!?」
「だからなぁーに?りっ君、ますみに言った亊忘れたの!?」
「なにをです!?」
「『恋人はダメ』って言ったけど、『お嫁さんはダメ』って言ってないよねぇー!?」
「はあぁぁあ!?」
「そういうわけだ、凛総長。」
「はすみさん!?」
私達のやり取りを見ていたはすみさんが、満面の笑みで言った。
「ふつつかな妹だが、嫁候補ということでよろしく頼む!」
「冗談じゃないですよ!?僕には好きな人が―――――!!!」
「好きって言ってるけど、りっ君、その人に告白したの?」
「う!?プライバシーにかかわるのでコメントは~」
「まだでしょう?つまり、成功するとは限らないじゃない♪」
「笑顔で不吉なことを言わないでください!」
〔★否定もしきれない★〕
「つまり、りっ君はその人と、結婚できるかどうかもわからないじゃない?」
「嫌がらせ!?新手の嫌がらせですか、ますみちゃん!?」
「ちーがうよ!これは宣戦布告!」
「せん・・・宣戦布告ぅ!?」
「ますみ、絶対にりっ君を惚れさせるから。」
「え!?それは無理で~!」
「今は、無理でしょう!?だから、『いつの日か』、ますみはりっ君のお嫁さんになるからね!?」
「ま、待ってください!ますみちゃんだって、今はそう言ってますが、他に好きな人が出来るかもしれないでしょう!?」
「だからー!その時は、りっ君からもらった子のペンダントはずすよ!」
指で2つのリングを持って見せながら彼女は言った。
「そういうわけだから、覚悟してよダーリン?」
「だっ・・・!?」
「つーことで、ますみ共々、今後もよろしくなぁ~!」
そういうと、バイクのエンジンをかけるはすみさん。
「凛道さん、ご用の際はいつでも『弁才天』を招集してくださいね!?同盟者として協力は惜しみません!行くぞ、ますみ!」
「待ってよぉ~はすみお姉ちゃーん♪じゃあね、愛しのりぃん♪」
ご機嫌に答えると、素早く私から離れてはすみさんの後ろに乗るますみちゃん。