彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)





「ええ!?ま、待ってください、ますみちゃん!」

「え♪ますみをお嫁にする気になった。」

「そうじゃなくて!」

「じゃあ、あたしを『姉』と呼ぶ気になってくれましたか!?」

「それも違います!!」

「はははは!わかってますよ!さすがに立場上、今は『弟』とは呼べないすけどね・・・いつでも言って下さいね?『姉貴』と呼ばれる準備は出来てますから・・・!?」

「だから違うって言ってるでしょう!?なにこれ!?僕の日本語、そんなに通じない!?」

「きゃははは!冗談だよ、りっ君!ホントカワイイ~♪」

「ますみちゃん、からかうのは~!」

「やめないよ?だって、惚れさせたりん君が悪いんだからぁ・・・♪」

「ますみちゃん!?」


「一之瀬ますみは、絶対に凛道蓮君をあきらめませーん!愛してるよぉ~ますみの理想の王子様!!」

「お、王子って!!?」

「りっ君へぇ~ますみからのお別れの~キッス♪」


チュパン♪




固まる私に投げキッスをするますみちゃん。

そんなミス・桃山女学院を乗せたバイクが急発進する。






「これからもよろしくねぇ~りぃーん♪」

「夜露死苦!!」



ドォロロロローン!!





こうして、とんちをきかせる小悪魔を乗せた単車が走り去る。

後には、再アプローチを受けた私だけが残された。





「なんでこうなるの・・・・?」





特別、何かしたわけでない。

それなのになぜ、好きな男性じゃなくて、何も知らない女性に好かれるのだろう・・・!?





「何だろう、この気持ち・・・・」



(試合に負けて、勝負に勝ったってやつですか・・・?)


「違った。逆だったかな・・・?」





どちらか、わからなくなる。

なんにせよ、恋愛面では相手が一枚上手だと思いしらされた。



〔★ますみからの逆プロポーズ、凛は99のダメージを受けた★〕



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