彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




ヤマトとは違った意味で、恋のショック・・・カルチャーショックを受けた。

こうなっては、一刻も早く、私が望む愛で癒されなければならない。





「うわぁーん、瑞希お兄ちゃぁん~!僕です!凛でーす!どうか、いてくださーい!!」

「お、凛か?よく来たな~!」

「ビンゴぉぉぉぉ!」






いるかどうか怪しかったけど、神様は私に味方してくれた。

私の問いかけに、笑顔で答えてくれる愛しいお方。




(癒される~!)



〔★凛はダメージから回復した★〕



「わーい!瑞希お兄ちゃん会いたかったぁ~」

「なんだよ、お前?『いてくださーい!』とか~?俺不足?」





からかうように言う姿さえ、愛しくて好き!!




「そ、そうですが、そういうわけでも~いえ、やっぱりそうです!」

「あはははは!昨日の今日で元気な奴!なんかあったのかぁ~よしよーし。」





子ども扱いして、頭をなでられたが恥ずかしさはない。

嬉しい気持ちと合わせて、元気があふれてくる。





「なんかあっただろう、凛?」

「はい・・・少々凹んでましたが・・・たった今、瑞希お兄ちゃんに会えたことで元気が出ました~♪瑞希お兄ちゃんさえいればいいですぅ~♪」




そう言ってのろけたら。





トントン。

「え?」






肩を叩かれる。

それで振り向けばー





「おーい、俺もいるのに目に入らないの、凛たん?」

「あ、烈司さん!」





とても近い距離に、タバコをくわえたお兄さんがいた。





「烈司さんもいたんですねー?こんばんはー!」

「はい、こんばんは。つーか、瑞希以外、ホントに扱いが雑だなぁ~?」



〔★愛情に差が出ていた★〕



「今日はお二人だけですか?」

「そうそう、凛たんが来るまで二人っきり。」

「キモイ例えをすんな、烈司!」





その言葉通り、店内は2人だけ。

私をくわえて3人だけだった。

改めて見た2人は、ラフな格好で椅子に腰かけていた。

烈司さんは煙草をくわえ、瑞希お兄ちゃんは手帳に何か書き込んでいた。
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