恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
私は、意地になってこっちを見ようとしない彼に言った。
「早とちり」
彼は答えないで着替えている。私は、後ろから抱きしめる。
「気になることがあったら、ちゃんと聞くのよ」
伸びあがって、彼の頬にキスをした。
「もう行かなきゃ。一度、家に寄ってから会社行くから」
「ああ。和泉、ちょっと待って」
彼が引き寄せてくれて、行っていらっしゃいのキスをする。
「仕事が終わったら、また、ここへおいで。明日の着替えを持ってくるといい」
「ええ」
「和泉……俺にも、晃太君よりもっと嬉しそうな顔してくれ」
「無理よ。あなたを赤ん坊のような目では見られないわ」
「君は、俺よりも、甥っ子の方が好きなのか?」
何言ってるの?この人は。
「ごめん、バカなこと言った。忘れてくれ」
「こっちに来て」小さな声で言う。
彼が屈んで私の目線に合わせて来る。
「行って来ます。あなた。素敵な夜だったわ」首に回してキスをした。
呆然としてる彼を残して、靴を履く。
「葛城さん、口紅ちゃんと落としてね」