恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
「用事って何だ?」葛城さん、面倒くさそうに答える。
「京佑も。相変わらず懲りないのね。
お遊びの相手をもう、見つけたの?
もしかして、エレベーターの子って、この子なの?」
真梨香さんも、コーヒーを買った。
「エレベーターの子は、私かもしれません。
でも、私はお遊びの相手では、ありません。期間限定なんです」
「期間限定?なにそれ」
「和泉、いいから黙ってて。
この人に、そんな事まで話すことない。彼女は俺と同期っていうだけだから……」
「京佑ったら、いったい何日で相手見つけたの?
ここに来て、何日も経ってないじゃない。どれだけ手が速いのよ」
真梨香さん、ブラックコーヒーじゃなくて、甘そうなカフェオレ飲んでる。
私も甘いのが好き。
「君には、関係ないだろう。和泉、これは誤解だから。勝手な噂なんて信じるな」
真梨香さん、小首をかしげただけで葛城さんの事をあっさり無視した。