恋のルール教えて下さい ~憧れの課長と大人の恋~
私の反応が悪いのか、真梨香さんが正直な気持ちを言い出した。
葛城さんは、いつの間にか私の背中に手を添えている。
真梨香さんが、それを見てイラついたのか、嫌味っぽく言う。
「和泉ちゃんも可愛いけど、今まで付き合ってた彼女とは、まったく違うわね」
「真梨香、もういいだろう」
葛城さん、完全に真梨香さんに背中を向けた。
「京佑の趣味にしては、変わってるっなって思うんだけど。
あなたって、もっと華やかで存在感がある女性が好きだったのに」
「君に干渉される筋合いはない」
気持ちを押さえていた葛城さんも、感情をあらわにした。
「関係なくはないよ。一応表向きは、婚約者なんですけど。私」
真梨香さんが、勝ち誇ったように私を見た。
「あの……私は」
居なくてもよいのではないでしょうか。
「和泉。黙れ。何も言うな行くぞ」
葛城さんは、私の腕を引っ張った。