溺愛ドクターに求愛されて

「本当に沙織は優しいな。すごい支えられてるよ。俺も沙織がいないと生きていけない。沙織は絶対、いい奥さんになるよね」


シュンとしてしまった私の頭を撫でてそう言った裕介が窓の外を見る。


「ああ、なんか明るいと思ったら今日は満月か。色々考えてたんだけどな。月明かりの下で……なんてのも悪くないか。沙織ちょっとこっちにおいで」


裕介に手招きされて月明かりのさしこむ窓辺に立つと裕介は私の左手をとって微笑んだ。


月明かりに照らされた裕介を、綺麗だなと思って見とれてしまう。


「沙織、俺と結婚しよう。絶対幸せにするから、俺の奥さんになって」


裕介に見とれていた私は、その言葉の意味を理解するまでに少し時間がかかった。


それを理解して、目を丸くする私に裕介が微笑む。


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