溺愛ドクターに求愛されて

真っ暗な部屋は月明かりのせいなのか思いの外明るくて、裕介さんの白い肌が青白く輝く。


私を見下ろして微笑んだ裕介さんは、この世のものとは思えないほどに綺麗でゾクリと肌が粟立った。


「今日は満月だね。月は昔から魔力があるって信じられてきた。満月って、人を狂わせるっていうよね。嘘らしいけど、何かしら不思議な力があるよね……月は」


私の着ている服のボタンを外した裕介さんの前に素肌が晒されてすごく恥ずかしくなる。


思わず肌を隠してしまう私を見て、裕介さんが心配そうな顔をする。


「どうしたの?俺のものになるの嫌になった?」


「ち、がうけど……裕介さんが綺麗だから。何か、恥ずかしい」


そう言った私に一瞬、目を丸くした裕介さんがため息をつく。


「沙織は本当に自分の魅力を分かってないんだね。沙織の方がずっと綺麗だよ。こんなに可愛くて綺麗な子、見たことない。だから見せて。沙織の全部……俺に見せて」


裕介さんは、私が自分から見せるのを待っている。


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