にゃおん、とお出迎え
*
ミネちゃんが通りそうな道を一生懸命追いかける。屋根伝いのあたしのほうが動きが速いみたい。しばらくして、見慣れた後ろ姿を見つけた。
「みゃーおん、みゃーおん」
ミネちゃん。今日は一緒に居てよ。おやすみしてよ。
屋根の上から呼びかけているのがいけないのか、ミネちゃんは気づいてないみたい。
いつものお散歩の時と違ってすっごく速く歩いてる。
そんなに急いで行くほど、お仕事って大事なの? あたし寂しいよ。ミネちゃんと一緒にいたいのに。
「みゃーおん!」
大きな声で呼んだけど。ミネちゃんはたくさんの人と一緒に建物に入っていっちゃった。
デンシャも入っていく。うわあ、この建物ってすっごく大きいんだねぇ。
流石にこれ以上は追いかけられないみたい。駅員さんがあたしを見つけて近寄ってきたから、急いで逃げた。
「みゃー」
悔しい。せっかく追いかけてきたのになぁ。
「にゃお」
その時、あたしの耳をくすぐったのは別の猫の声。
「みゃ?」
「にゃごにゃご」
誰なの? って聞いてみたら、ここですよって返事が来た。
答え間違ってるよう。
キョロキョロ見渡すと、自転車が一杯停まっているところに、薄汚れた黒色の猫が居た。
あたしと同じ色だね。
そう思ったらシンキンカンが湧いてきて、あたしはとことこと近寄る。
ミネちゃんが通りそうな道を一生懸命追いかける。屋根伝いのあたしのほうが動きが速いみたい。しばらくして、見慣れた後ろ姿を見つけた。
「みゃーおん、みゃーおん」
ミネちゃん。今日は一緒に居てよ。おやすみしてよ。
屋根の上から呼びかけているのがいけないのか、ミネちゃんは気づいてないみたい。
いつものお散歩の時と違ってすっごく速く歩いてる。
そんなに急いで行くほど、お仕事って大事なの? あたし寂しいよ。ミネちゃんと一緒にいたいのに。
「みゃーおん!」
大きな声で呼んだけど。ミネちゃんはたくさんの人と一緒に建物に入っていっちゃった。
デンシャも入っていく。うわあ、この建物ってすっごく大きいんだねぇ。
流石にこれ以上は追いかけられないみたい。駅員さんがあたしを見つけて近寄ってきたから、急いで逃げた。
「みゃー」
悔しい。せっかく追いかけてきたのになぁ。
「にゃお」
その時、あたしの耳をくすぐったのは別の猫の声。
「みゃ?」
「にゃごにゃご」
誰なの? って聞いてみたら、ここですよって返事が来た。
答え間違ってるよう。
キョロキョロ見渡すと、自転車が一杯停まっているところに、薄汚れた黒色の猫が居た。
あたしと同じ色だね。
そう思ったらシンキンカンが湧いてきて、あたしはとことこと近寄る。