愛と音の花束を
カツカツと袖から足音が聞こえると、客席から拍手が起こった。
ありがたいことに、大きな拍手!
うちのオケは、演奏前でもいつも温かく大きな拍手をもらえる。
市民オケなので団員の家族・友人・知人が多く来場しているということもあるし、ホールを持つ地域なのでファンや固定客もいらっしゃる。
今回は三神君の友人知人も多く来場しているということもあり、いつにも増して大きな拍手。
お客様の期待が伝わってきて、緊張感がワクワク感に変わり、一層気合いが入る。
こういう時、生の演奏会は、ステージの私達だけでなく、お客様と一緒に作るものだとつくづく感じる。
最初の拍手は、形式的だったり上から目線だったりする演奏会も多いなか、うちのオケは楽しみにしてたよ、頑張って、の気持ちが伝わってくる拍手をもらえる。
すごくすごくありがたい。
だから私は客として演奏会を聴きに行く時、期待をこめて最初から大きな拍手をするようにしている。
相手は人間だ。その方が絶対いい演奏をしてくれると思うから。