人事部の女神さまの憂い

「直接うっとうしいとかは言ってないよ。俺、紳士だから。

 でもさ、年なのかなぁ。そういう詮索には飽き飽きするし、それ以上に、女の子に付き合ってフレンチとかイタリアンが続くと最近きついんだよな。できればこうやって、しっぽり焼酎飲んでたいよ」

お腹に手を当ててさすっている姿は、まさにただのおじさん。

それを、指さしながら笑って

「お腹出てないからましですけど、完全おっさんですねー。しかも、気持ち的な部分よりも、物理的にきついってだけって・・・。

 じゃあ、一緒に焼酎飲んでくれる子にすればいいじゃないですか」

名案を思い付いたとばかりに、提案をしてみた。



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