人事部の女神さまの憂い
ふっと見上げると、優しい眼差しから、ちょっと熱っぽい目に変わっていて
「やっぱり鍋、今度にしよっか」
という柏木さん。
ん?どうしたんだろう、と首をかしげると、耳元まで柏木さんの唇が降りてきて
「このまま、家連れて帰ってもいい?」
くすぐったく、ささやかれた。
きっと瞬間的に、私は真っ赤になっているはず。
でも、私もそうしたいと思っちゃっていたから、嬉しくて、すぐにコクンと頷いた。