人事部の女神さまの憂い

やっとこっちを向いてくれたことが嬉しくて

「藤木さん、大好き」と言葉にすると

「好きなんて言葉じゃ足りない」

そう言って深い口づけが降りてきた。


こうやって自分の想いを口にできることも、それを受け止めてくれることも、こうやってお互いの温もりを感じられることも、とっても幸せなことなんだと思えて涙がこみ上げてきた。

口づけを繰り返しながら、涙に気付いたのか

「どうした?」と問いかけられる。

その優しい眼差しを見て、やっぱり私が求めていたのはこの人なんだと強く思った。

「すごい幸せです」泣きながら抱き着くと

「これから、もっともっと一緒に幸せ感じていこう」

ギュッと強く抱き返してくれた。







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