健診診断と恋と嘘
寝起きでこんなにかっこいいとか、本当にずるいよね。
「おはよう、朔夜。朔夜のかわいい声に起こしてもらえて今日も頑張れそうだな」
そう言って本当に嬉しそうに微笑む凌ちゃんにキュンとしてしまう。あ、朝から心臓に悪いです。
しかし一体いつから起きてたんだろう。
起きてたならもうちょっとすんなり起きてくれればいいのにと思うけど、こんな顔を見せられると何も言えなくなってしまう。
「おはよう、凌ちゃん。じゃあ、私行くからね」
そう言ってベッドを出ようとするけど、凌ちゃんにがっちり押さえこまれて起きられない。
「朔夜、あと三分だけダメ? 昨日、遅かったから帰ってきたら朔夜寝てたし。ちょっとイチャイチャしたい」
大好きな人に甘えるようにそう言われたら、断るなんて出来るわけない。
まだ少し時間もあるし。そう思って頷いた私に凌ちゃんは満足げに笑う。