健診診断と恋と嘘
「いやぁ、幸せそうだね。弓野ちゃん」
その日一緒に健診に出ていた高倉さんにニヤニヤしながらそう言われて私はちょっと赤くなる。
「確かに幸せそうです。ちょっとびっくりするくらい綺麗になりましたよね、弓野さん」
結城さんにもそう言われて、私は自分の顔を触る。
「え、そうですか?」
自分じゃ全然分からないけど。首を傾げる私に高倉さんが頷く。
「千紗ちゃんも結城さんと付き合い始めた頃、ビックリするくらい綺麗になったけど恋ってすごいね~。かえちゃんもかわいくなって艶っぽくなったしね~」
かえちゃんも私と同じ日についにあのワンコな同級生とお付き合いを始めたんだそうだ。
その前からもう気持ちは通じ合ってたみたいだけど、何だか色々あって会えなかったみたい。
しつけが大変です、なんて笑ってるけど幸せそうだ。