健診診断と恋と嘘
そう思うとやっぱり恥ずかしくなってきて私はまた凌ちゃんに背を向けてしまうのだけれど……。
「ひゃっ!りょ、凌ちゃんっ」
びっくりして声をあげたのは凌ちゃんが私のお腹に手を回して私の事を引き寄せたからだ。
素肌が触れあって、心臓の音がこれでもかってほどに速くなる。
し、心の臓が……爆発しちゃいそうです。
「だって朔夜が逃げようとするから。ほら、大人しくして」
身体の芯に響く低い声でそう囁いた凌ちゃんが私の顎に手をかけて上を向かされる。
「恥ずかしがってる朔夜もかわいくてたまんないけどね。ね、キスしたい」
唇の上でそう呟いた凌ちゃんが私の唇にキスをする。
角度を変えて何度も唇を吸われて、そのたびに身体が跳ねる。
「ひゃ、……あっ、やっ」
キスされながら背中から脇腹を指で撫でられて私は涙目になって凌ちゃんを見上げる。