健診診断と恋と嘘

あれ、怒ってるのかと思ったんだけど違ったかな。


「何で小悪魔なんて言われたのかな?」


太股から脇腹を撫でられて身体が震えちゃって恥ずかしい。


ゆるゆると私の肌を撫でている凌ちゃんは私の答えを待っているかのように笑みを浮かべたまま私のことを見つめている。


「え、いや、あの……ドライバーの松坂さんて人がかっこよくて優しくてイクメンだから。
松坂さんみたいな人と結婚出来ていいなぁって……言ったら、俺が悪い男だったらいけるって思っちゃうよって。
天然小悪魔だって言われた。あと凌ちゃんと禁煙のためのキスしてた時に、キスで禁煙できるのかなって聞いた時も……誘われてると思った、とか……」


正直にそう答えるけど、笑ってるのに凌ちゃんが何だか怖い。


凌ちゃんは笑みを浮かべたまま私の背中に手をいれて下着のホックを外す。


え、電気がついたままなんだけど。真っ赤になる私を見て凌ちゃんが色っぽい笑みを浮かべる。


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