健診診断と恋と嘘

「早いかとも思ったけど……プロポーズして正解だったな。天然すぎて心配で仕方ない。入籍までなんてとんでもない。早く全部俺のものにしないとね」


頬にキスした凌ちゃんが私の胸に触れる。


「りょ、凌ちゃん。電気、電気消して」


こんな明るい所でしたら凌ちゃんに全部見られちゃって恥ずかしいと思ってそう言うけど、凌ちゃんは笑ってて電気を消してはくれない。


「んー……ダメ。俺以外の男、誘惑してた罰。このまましよ。朔夜の全部、俺に見せて」


そ、そんな。恥ずかしすぎて電気のスイッチに手を伸ばそうとするけどその手を凌ちゃんに押さえつけられてしまう。


「ダメだって。やっと俺の知らない朔夜がいなくなるんだから。よーく見せて。
朔夜が男がそそる身体してるなんて言ってたけど本当だね。この身体の味をあいつだけが知ってると思うと腹立って仕方ない。
ま、でも味わい尽くしてなかったみたいだけどね」


耳元でそう囁かれてビクッとする私に凌ちゃんは楽しそうに笑ってる。


前に章は知ってて凌ちゃんが知らない私がいるって言ってたけどそれってこのこと?


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