健診診断と恋と嘘
どうしよう、重なるだけのキスも気持ち良かったけど……これはもっと気持ちいい。
ふわふわして、何だか蕩けちゃいそう。
凌ちゃんに触れられたところ全部、熱くてどうにかなっちゃいそうだ。
「凌平……さ、ぁ。もう……やっ」
明るいのと色んな所を触られて恥ずかしいのとでそう言った私に凌ちゃんがクスッと笑う。
「さん付けいらないから。名前、ちゃんと呼んで」
「りょ……へ……凌平」
名前を呼ぶといつもと違う、余裕のない顔をした凌ちゃんが嬉しそうに笑う。
「凌ちゃんて呼ばれるのもいいけど、こういう時に名前で呼ばれるのは結構ぐっとくるね。朔夜、もっと名前呼んで」
「凌平、……ぁ、んん、凌平……ん、やっ、も……いや。意地悪しないで」
焦らされまくって息も絶え絶えになりながら凌ちゃんを見上げてそう言うと凌ちゃんは意地悪な笑みを浮かべて私にキスする。
「まだダメ。俺のこと煽りまくってたんだから、ちょっとくらい意地悪したっていいでしょ。まだまだ夜は長いんだからさ」
そう囁いた凌ちゃんが私を見下ろしてニコッと笑う。