健診診断と恋と嘘
凌ちゃんの腕の中で恥ずかしすぎて顔を覆う私の耳に凌ちゃんの低く笑う声が聞こえた。
そうしてるうちにお風呂に着いてしまって凌ちゃんは私の事を椅子に座らせてスポンジにボディーソープをつけてる。
ほ、本当に洗う気なんだ。
「凌ちゃん、自分で洗うから。やっぱり恥ずかしいもん」
そう言っては見るけど凌ちゃんは意地悪な笑みを浮かべて私の事を後ろから抱きしめる。
「ダメ、俺が洗う。恥ずかしがってる朔夜、すごいかわいいからその顔は逆効果かな」
そんな……。だけどこうなったら凌ちゃんが譲ってくれないのも知ってるから恥ずかしいけど諦めて凌ちゃんに身を預ける。
「かわいい、朔夜。やっと全部俺のものに出来た。
あー……本当、かわいくてたまんない。
今日、朔夜の家に行くって言ったの失敗だったな。
明日にすれば良かった。そしたら一日朔夜とこうしてられたのに」
い、一日って。そんなの私の心臓がもたない。
今だってドキドキしすぎてどうにかなっちゃいそうなのに。