いつか、このどうしようもない想いが消えるまで。
「そっか」
開き直ったように口元を緩めた律くんは、前の席に跨ってあたしの机に肘をついた。
さっきまでその席にいた万葉ちゃんは、気を利かせてどこかへ行っちゃったみたい。
「うん、告白された」
ズキンッ……。
きっぱり告げるその顔はどこか誇らしげで。
普通なら曖昧にしそうなことを堂々と口にされて、更に胸が痛んだ。
自分で聞いたんだから傷つく資格もないくせに、ズキズキと痛みは範囲を広げる。
胸に、ヒビが入ってく。
……やっぱりうれしいよね。
あんな可愛い子に好かれたら。
「ねえ、それって嫉妬?」
続けて言った律くんの言葉に心臓がヒヤッとした。
嫉妬……って。
「べ、べつにそんなんじゃないからっ……」
あわてて否定すると。
「なんか今、すげえうれしいんだけど」