いつか、このどうしようもない想いが消えるまで。
「へ……?」
「やべえ。美優が嫉妬してくれたとか、うれしくてニヤケが止まんない」
口元を手で抑える律くん。
「……?」
うれしいのは告白されたことじゃなくて、あたしが嫉妬したこと?
嫉妬されることがうれしいの?
「美優、普段そういうこと全然言わないからさ」
律くんは少しさみしそうに眉を下げる。
だって。
告白されてることを律くんも自分から言わないし。
こんな醜い感情絶対にみせちゃダメだって、我慢してたんだ……。
「俺ばっかりが美優を好きなのかなって、自信なくしかけてたし」
「……っ」
律くんが自信をなくすだなんて……。
「『俺は美優だけだから心配すんなよ』とか言ってみたいけど、嫉妬もされてないのに言ったらバカみたいじゃん?」
そう拗ねる律くんの顔は、ちょっと可愛いかった。
「……律くん……」