桜の舞う世界











不安になり手元を確認した














「うん、ある。お婆様からの手紙が……」










上品に歩きながらお母様の所へ急ぐ






















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受付に行きお母様を呼び出してもらう















少しの間待っていると、お母様が顔を出した
















「お母様……」








「桜瑚……」











「どうしたのです?先に帰ったのだと……」











「お母様、お婆様からお母様宛に手紙がありました。その手紙を渡しに来たのです」









「まぁ、そうなのですね。その手紙とは?」









お母様に渡すべく手を出す









「これです……」









「そう、これが……お婆様からの、…」








途切れ途切れの言葉を言うお母様










お母様でさえ緊張しているのが分かる










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