願いが叶ったその時…
 





「で?どこにいんだよ」



士「…俺が家に入ったとき
  知らない女の靴があって 
  リビングにいったんだ
  そしたら、百合がいた…」
 


「だからっ」



士「百合はここにいて幸せなのかよ」




いきなり話しだした士苑は
百合と何を話したのかわからないが
不安そうだった



「俺はやっとあいつを見つけたんだ
 お前にはわからねぇだろ
 仲間に、親戚に、お前に裏切られた
 俺達の気持ちなんて」



士「っ」



母さんは優しかった
こいつらが生まれて喜んで
叔父は母さんが欲しいが為に母さんを殺して
一番似ている士苑を家に向かい入れた。


俺は父さん似だったからか
オークションで売られ、組長に買われた。
それから調べてまだ父さんと百合は
無事なんだと知って安心した。


偶然か夏風も父さん達の会って
まだ年下の百合に惚れて…
でも、夏風ならいいと思ったんだ。
なのに…父さんはあいつに殺された。


こいつが住んでる場所を教えたから…
父さんは…




士「謝ったって無理だってことはわかってる
  だけど、今だけは信用してくれ
  俺はもう家族を失いたくない」



こいつの目は本気で
あの男がいうように母さんに似ている。



 
         side椿 end





 
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