元カノがめんどくさい
元カノは、ショピングモールに隣接するスポーツ用品店で働いてて…
営業職の僕と違って、土日祝日は基本仕事だ。

恐らく今日は遅番なんだろう。


僕の家と、一人暮らしの元カノの家は近いけど…
その職場まではちょっと遠くて。

送ってたら映画の上映時間に間に合わない。


公開終了間近のその映画は、昼に1度の上映しかしてなくて…
延期するより他はない。

とはいえ、今カノの沈んだ声のトーンに…
罪悪感がのしかかる。



ああ、なんだか色々と…

自業自得だけど、めんどくさい。






元カノは無事に、職場まで送り届けたものの…


「ごめん…
やっぱり、怒ってる?」

後で合流した今カノは、さっきの声と同様沈んでる。


「…ううんっ。

ただ、ね?
あの映画、明日までだから…
けど明日は私も用事があるし」


「あぁ、ごめん!
うわ、どーしよう…

じゃあさっ、他の映画じゃダメかなっ?
今日の映画はDVDで見るとして、第二候補でも見に行かないっ?

お詫びに、帰りに買い物でもして、欲しい物があればプレゼントするよっ」


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