再会は、健康診断で。

「っ、あ……やっ」


そのままTシャツを捲られて、私は羞恥で顔を背ける。本当は隠したいけど、それを我慢して代わりにシーツを掴んだ。


「かえ、かわいい。……やわらかい」


身体を他人に触られると行為に、ついつい身体に力が入る。それに気づいた航が、宥めるように頬や耳にキスしてくれる。でも、身体を這い回る手は止まらない。


なんか、手慣れてない? 航、初めてじゃないのかな。キスが初めてだって言っていたから、こういうことも初めてなんじゃないかと勝手に思っていた。


「どうした?」


疑惑の目で航を見上げてた私に気づいた航が、私の頬を撫でる。


「なんか、手慣れてるから。航は初めてじゃないのかなと思って」


なんとなく面白くなくて唇を尖らせた私に、目を丸くした航が困ったように笑った。


「いや、初めてだよ。こう見えてめちゃくちゃ緊張してるから。だけど、男ってやつは好きな子の前だとかっこつけたくなるんだよ」


苦笑いを浮かべた航が、私のことをぎゅうっと抱きしめる。


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