悪役の私





そう言って差し出しだされたのはピンク地に赤の花柄の浴衣。


かわいいっ!



「うん!それにする!」




優はやった、と笑い、早速私達は部屋に向かい浴衣を着てみることになった。



「か…、かわいい!」



パシャッパシャッと音を立てて優は私の写真を何枚も撮る。



「もうっやめてよ!」



なんて言いながら嬉しいと思ってしまっている私はきっと、優には到底敵わないんだろう。




「あっ、優、もうご飯行く時間だよ!」




気が付けばあっという間に17時近くになっていた。



ちょうど17時からご飯の予約をしていた私たちは慌ただしく部屋を出てロビーへ向かう。


着いた先にはたくさんの食事が並べられていてブッフェ形式になっていた。




「「いただきます!!」」




たくさんの具材を皿に盛り付けた私達は手を合わせて挨拶をする。








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