浅葱色の妖

彼と初めて目があった気がする。



「ど、どういう…」


さっきの言葉の意味を理解することが出来なくて、しどろもどろになりながらたずねる。



「俺みたいに女が嫌いだって言ってても気を付けた方がいいってことです。顔を赤らめないでください」



その目線はしっかりと私を捉えていた。



私が固まっていると、彼は右手を離して私から離れた。



そしてそのまま行ってしまった。



って、赤らめてないし!



馬鹿じゃないの!



何なのあいつ!



女の敵だ!
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