溺愛副社長と社外限定!?ヒミツ恋愛

「ナオミさん、こちらは、涼子さん。俺の叔母なんだ」

「京介の母親の双子の妹です」

「えっ……」


副社長のお母様の妹さん!?
四十代に見える美貌に目を丸くしてしまった。


「どうかした?」


副社長と涼子さんが揃って私を見る。


「あ、いえ、あまりにお若いので……」


私がそう答えると、涼子さんはクスッと笑って副社長と顔を見合わせた。

彼のお母様と同じ歳だとしたら、若くて五十代中頃、もしかしたら六十代の可能性もある。
艶も張りもある頬は、二十代の私でも羨むくらいだった。


「出来のいい姉と違って好き勝手に生きてきたせいかしらね」

「母はいつも言ってますよ。涼ちゃんが羨ましいって」

「舞ちゃんは本当に真面目で、親の期待を裏切るような娘じゃなかったものね」


この“彩”という店も、両親の反対を押し切って出したらしい。

< 69 / 255 >

この作品をシェア

pagetop