孤高のラプソディー



「キャンッ‼︎」


2匹のうちの1匹に小石が当たる。

一斉にこちらを見る。

「っ、その子から離れろっ‼︎」


いざ、こちらに向かれると恐怖心というものが滲み出てくる。

すると、2匹はこちらに狙いを変えて距離を詰めてくる。

よし、とりあえずは女の子から注意を惹きつけられた。

我慢の限界がきたのか、2匹が一斉に走り出してくる。

もう少しこちらに惹きつけて…



よし、いまだ‼︎

そう思った翡翠は、2匹の方に駆けて行く。

すると、2匹は走りながらこちらに向かって飛び上がる。

翡翠はその2匹の間をすり抜けて、女の子の方へ一直線に走って向かう。


「大丈夫⁉︎」

抱き上げて声をかけてみる。

「うわぁぁぁぁぁぁんっ‼︎‼︎‼︎」

安心したのか大声を上げて泣く女の子。

「えっ、ちょっ えぇー…」

泣かれてもあやし方分かんないよ…


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