エリート御曹司とお見合い恋愛!?
「はい、倉木にはいつもの。美緒ちゃんにはオリジナルカクテル」
目の前の男性からそれぞれにグラスが差し出される。倉木さんのグラスには大量のライムとミントの葉が盛られていた。いわゆるモヒートだ。そして私のグラスは青い液体に綺麗な花が浮かべられている。
倉木さんから提案され、我々は五十四階にあるバーにやって来た。ここは一度、先輩たちに連れて来てもらったことがあったので、この前のラウンジよりもはるかに気は楽だ。店内は透明感あふれるピアノ音楽が心地よく流れている。
ネクタイをきっちり締めて、白のシャツにカマーベストとまさにテレビなどでよく見るバーテンダーそのものの彼は、倉木さんの友人で宮川(みやがわ)さんというらしい。
塩顔と言うのか、目元はシャープで薄い唇に対し、髪をきっちりと上げて鼻下と顎に髭を生やしている。それがまた大人の香りというか妙な色香があって、立っているだけで様になっていた。
しかも話すと気さくなので、彼みたいな人目当てにバーに来る女性の気持ちも少し分かる。実際に、お酒はもちろん、バーテンダーとの話を楽しんでいる女性も多かった。そして外国の方も多く利用していて、異国の言葉も飛び交っている。
「甘めで度数低めを希望してたから、ブルーキュラソーに搾りたてのグレープフルーツとライムジュースを組み合わせてみたんだ。花はエディブルフラワーだよ。美緒ちゃんは可愛いけど、どこか芯が強くて青が似合うと思ったから」
宮川さんから説明されて私はなんだか感動した。やはりオリジナルとか特別という言葉は、つい心動かされる。今日の私の服装はニットに紺色のフレアスカートだった。
目の前の男性からそれぞれにグラスが差し出される。倉木さんのグラスには大量のライムとミントの葉が盛られていた。いわゆるモヒートだ。そして私のグラスは青い液体に綺麗な花が浮かべられている。
倉木さんから提案され、我々は五十四階にあるバーにやって来た。ここは一度、先輩たちに連れて来てもらったことがあったので、この前のラウンジよりもはるかに気は楽だ。店内は透明感あふれるピアノ音楽が心地よく流れている。
ネクタイをきっちり締めて、白のシャツにカマーベストとまさにテレビなどでよく見るバーテンダーそのものの彼は、倉木さんの友人で宮川(みやがわ)さんというらしい。
塩顔と言うのか、目元はシャープで薄い唇に対し、髪をきっちりと上げて鼻下と顎に髭を生やしている。それがまた大人の香りというか妙な色香があって、立っているだけで様になっていた。
しかも話すと気さくなので、彼みたいな人目当てにバーに来る女性の気持ちも少し分かる。実際に、お酒はもちろん、バーテンダーとの話を楽しんでいる女性も多かった。そして外国の方も多く利用していて、異国の言葉も飛び交っている。
「甘めで度数低めを希望してたから、ブルーキュラソーに搾りたてのグレープフルーツとライムジュースを組み合わせてみたんだ。花はエディブルフラワーだよ。美緒ちゃんは可愛いけど、どこか芯が強くて青が似合うと思ったから」
宮川さんから説明されて私はなんだか感動した。やはりオリジナルとか特別という言葉は、つい心動かされる。今日の私の服装はニットに紺色のフレアスカートだった。