未知の世界5
夜になり、幸治さんが帰宅し、食事を済ませて寝室へ行く。
「かなぁ?今度の担当の子とは大丈夫そうか?」
いつも聞いてくることがなかった幸治さんだったけど、誰かから聞いたのかな。りさちゃんが施設育ちと聞き、私の心配をしてくれてる。
『大丈夫ですよ。担当のりさちゃんとスタッフの方はとても仲が良さそうですしね。』
「そうか、それならいいけど。何かあったら言えよ。」
幸治さんの優しさに嬉しくなり、布団の中の幸治さんの手を握りしめた。
「ん?やりたくなったか?」
『ち、違っ!違います!』
そんなことを言われ、顔が一気に赤らむのがわかった。
幸治さんから背を向ける。
「ん?」
肩を幸治さんに触られる。
でもそれはいつものように優しくではなく。
「何だこれ?」
襟を引っ張られ、肩が丸出しになる。
あっ……、
今日のこと、忘れてた。