冷徹ドクター 秘密の独占愛
その後、警察へと同行すると、今回の事件についてまた一から話すことになった。
職場の病院に津田さんが来院し、それをきっかけにストーカー被害を受けたこと。
負傷した律己先生が職場の副院長で、それ以上の関係であることも事情を聞かれる上で話さなくてはならない流れになった。
警察の調べでわかったのは、やはり津田さんが私の独り暮らしをしていた住まいに何度も現れていたということ。
無くなった下着も、津田さんが持ち去っていたことを知らされ、ショックと気持ち悪さで総毛立った。
津田さんがうちの患者だということと、律己先生が被害に遭ったということで、院長や奥さんの元にも警察が訪れた。
こんな形で律己先生とのことが院長夫妻に知れてしまったこと。
私は二人に合わせる顔がなかった。