冷徹ドクター 秘密の独占愛


「よく、そんなこと言えるね。信じらんない」

「千紗、あの時のことは本当に悪かったと思ってるよ。ちゃんと反省してる」


反省。

だったら初めから、そんなことしなければいい。

今更悪かったなんて言われても、取って付けた薄っぺらい言葉にしか聞こえない。


「別れてから、やっぱり千紗が一番大事だって気付いた」


一番、ね……。


「二番、三番の彼女たちはどうしたわけ」

「千紗、だからそれは」

「信用できないよ」


結果から言えば、慎は私と付き合いながら、他にも関係を持っている相手がいたのだ。

それも、一人じゃない。
わかった限りでは二人いた。

もしかしたら、他にも確認できない女もいたかもしれない。


< 87 / 278 >

この作品をシェア

pagetop