冷徹ドクター 秘密の独占愛


細いのに結構胸はある。
顔はそこそこだけど、体がやばい。
相性もいい。

そんな内容を目にして、ふつふつと怒りが込み上げた。


何だ、これは。
それがまず出てきた感想だった。


並んだ言葉の数々は、慎は私と付き合っていたというより、私の体と付き合っていたのか、と思わせる内容だった。


顔が好みと思われたり、いい奥さんになりそうなどと言われている他の“カノジョ”たちと比べて、私の位置付けはどう見たって最下位決定。

憤りはもちろん感じたけど、それより何より虚しさに押し潰されそうだった。

それと同時に、もっとお堅く止まっておけば良かったと心から後悔した。

そんな風に言われてしまうのには、私自身にも問題があったから。

始まりが始まりだけに、そんな後悔の念に駆られた。

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