召喚魔法失敗しました!?
そんな私の様子で何かを察したのか、私の元へと近づいてくる。
そして、腰に手を当てながら腰を折る姿勢で私の顔を覗き込んできた。
見据える瞳は妙に鋭い。
「な、なによ」
見つめられながらもその瞳から目を離さないように、ぐっと拳を握る。
別に私は悪いことをしたわけでもないんだから。
『何故……何も言い返さなかった』
「言い返した所で火に油を注ぐようなものよ。あの人達、聞く耳を持たないもの」
『嫌にならないのか』
「慣れた」
『お前なあ……』
呆れた顔でやれやれと首を振るウィリー。
知ってるよ。
そうやって誰もが私から離れていく。
忌み子の私にはそれがぴったりなんでしょう。
だから、もうほっといて。