開かずの教室
あなたは、心霊現象研究会の一員。
今は、研究会の仲間と一緒に、旧校舎の“開かずの教室”を調べに来たところ。
「どうせなら、昼間じゃなくて、夜に行きましょうよ。」
「それはすてき。丑三つ時なんて良いんじゃない?」
「ただ行くだけなんてたいくつよ。みんなで百物語をしようよ!」
「やろう、やろう!」
話は盛り上がり、 丑三つ時に開かずの教室で百物語をやることになった。
百物語とは、集まったものが怪談を話す会のことである。
そして、怪談が百語り終えられた時、本物の怪奇現象がおこると言われている。