浅葱色の記憶
武器を持っていない私が、勝つ方法
中山さんに、私を斬らせるには
どうしたらいい?
「サクタ!!丸腰なんだぞ!!」
斎藤さんが、懸命に私達に呼びかけてくる
私達は、その言葉達を聞き流す
見つけた… 勝てる!
私は、正面から走って
中山さんの腕に飛びついた
懐に入っていた、桂さんにもらった鈴が
落ちて
〝チリンチリン〟
可愛い音を奏でた
刀を持った腕を軸に、中山さんを倒し
「うあぁ!!!」
中山さんの肩を外した
ごめんなさい!!!
中山さんの腕を持ったまま
刀を私の首に近づけた
「サクタ!! 何してるんだ!!!」
斎藤さんが慌てる声が寺に響く
私が死ねば… 中山さんは、帰れる
中山さんに、私を斬らせるには
どうしたらいい?
「サクタ!!丸腰なんだぞ!!」
斎藤さんが、懸命に私達に呼びかけてくる
私達は、その言葉達を聞き流す
見つけた… 勝てる!
私は、正面から走って
中山さんの腕に飛びついた
懐に入っていた、桂さんにもらった鈴が
落ちて
〝チリンチリン〟
可愛い音を奏でた
刀を持った腕を軸に、中山さんを倒し
「うあぁ!!!」
中山さんの肩を外した
ごめんなさい!!!
中山さんの腕を持ったまま
刀を私の首に近づけた
「サクタ!! 何してるんだ!!!」
斎藤さんが慌てる声が寺に響く
私が死ねば… 中山さんは、帰れる