私に触れて、そして殺して
朝日が昇りはじめている
伸びた髪に触れ
タツヤに切ってもらえばよかった、と後悔
いつも邪魔で
一つに束ねて頭の家で
簡単にお団子にしていた
これを真似する小さな女の子もいたな
『…行こうかな』
自分に言い聞かせるように言葉を発した
ちょっと散歩に行くように
サンダルを履いて
何も持たず外へ出た
あと少しで朝だ
まだ誰も起きていないのだろう
いつも早起きして
畑で精を出している人たちも見当たらない
いつも静かな道なりは
もっと静かで川や風の音が
はっきり聞こえてくる
行き先は特に決まっていない
でも自然と竹林の方へと向かっていた
竹林に何かがある?
わからないけど
私を待っている気がしていた