私に触れて、そして殺して


目線を合わせることなく
淡々と仕事をこなしていく


『お持ちになったら商品のサイズと異なります。サイズアップされてますので商品をお持ち致しますのでお待ちください』


一つ会釈をして試着室から出る
鏡に映る先輩の視線がかなり痛い

試着室から出て
同じランジェリーを手にして
急いで試着室へ戻る


「凛子ちゃん、大丈夫?」


『はい。大丈夫です』


そう言ったが不安はある
けど、今の私は先輩もタケシも過去の話だ
失礼いたします、と試着室のカーテンを開ける



『お待たせいたしました。こちらがお客様に合うサイズになります』


そう言って商品を掛け試着室を出た
さっさと試着を済ませてほしい

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