私に触れて、そして殺して


「浮気がバレて喧嘩して、貴方と別れたらいいのにって思ってたわ。…でも、貴方ではなく私を切ってきたわ。どこがいいんだか…」


鏡ごしで見てくる先輩は
少し可哀想な気もする


哀れ、というか…

それに先輩は
タツヤに切られたと言ったが
私とタツヤはもう終わっている
勘違いをしているのだろうか


『私にはもう関係ありませんので…』


「関係ないわけないでしょ?貴方がいるからいけないのよ!どうして私の邪魔ばかりするの?本当にいい迷惑っ!やっと居なくなったかと思えば、タツヤの女だった…あんたが?笑っちゃうわ、本当に」


バカにしたような口調
でも、何を言われても痛くはない
それに私は先輩の邪魔をして居たつもりはない

< 77 / 248 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop