私に触れて、そして殺して
「浮気がバレて喧嘩して、貴方と別れたらいいのにって思ってたわ。…でも、貴方ではなく私を切ってきたわ。どこがいいんだか…」
鏡ごしで見てくる先輩は
少し可哀想な気もする
哀れ、というか…
それに先輩は
タツヤに切られたと言ったが
私とタツヤはもう終わっている
勘違いをしているのだろうか
『私にはもう関係ありませんので…』
「関係ないわけないでしょ?貴方がいるからいけないのよ!どうして私の邪魔ばかりするの?本当にいい迷惑っ!やっと居なくなったかと思えば、タツヤの女だった…あんたが?笑っちゃうわ、本当に」
バカにしたような口調
でも、何を言われても痛くはない
それに私は先輩の邪魔をして居たつもりはない