君に捧ぐは、王冠を賭けた愛。
「三日後には各王国の代表を招いて会談が開かれる。
そこにはドルツの王子も招待してあるんだけど、利己主義的な王子で、どうにも苦手なんだ。
まともに話し合いができるかどうか」
「会談にはカナトも出席するの?」
「あぁ。
ドルツの王子とは歳が近いから、僕が話をするようになってるんだ。
今まで数回会ったことがあるけど、話を聞いてもらえたことは一度もないよ」
一言に王子と言えど、色んなタイプがいるらしい。
ドルツという王国の王子こそ、私がイメージするわがまま王子に当てはまりそうだ。
それにしても、私と変わらない年齢の二人が国について話し合うなんて、想像がつかない。
彼らはどれくらいの重荷を背負って生きてるんだろう。
そこにはドルツの王子も招待してあるんだけど、利己主義的な王子で、どうにも苦手なんだ。
まともに話し合いができるかどうか」
「会談にはカナトも出席するの?」
「あぁ。
ドルツの王子とは歳が近いから、僕が話をするようになってるんだ。
今まで数回会ったことがあるけど、話を聞いてもらえたことは一度もないよ」
一言に王子と言えど、色んなタイプがいるらしい。
ドルツという王国の王子こそ、私がイメージするわがまま王子に当てはまりそうだ。
それにしても、私と変わらない年齢の二人が国について話し合うなんて、想像がつかない。
彼らはどれくらいの重荷を背負って生きてるんだろう。