君に捧ぐは、王冠を賭けた愛。
駄目だ。
全くやる気が出てこない。
それからも手当たり次第に本をめくっていくけど、すぐに閉じてしまう。
そうだ…。
その時、脳裏によぎったのはカナトが見せてくれた古い絵本。
あの絵本の内容が真実なんだとしたら、歴史として残っていてもおかしくないはず。
あれはどれくらい前の話なんだろう。
たしか、支配地にあったって書いてあったよね。
記憶を頼りに本を探していくけれど、見つからない。
一冊もないというのに違和感がある。
なんというか、その時代の本だけ抜け落ちているような、そんな違和感。
年表を見てみると、たしかに支配されている時代があった。
でもそれ以上の情報は読み取れない。
「なんでなんだろう…」
全くやる気が出てこない。
それからも手当たり次第に本をめくっていくけど、すぐに閉じてしまう。
そうだ…。
その時、脳裏によぎったのはカナトが見せてくれた古い絵本。
あの絵本の内容が真実なんだとしたら、歴史として残っていてもおかしくないはず。
あれはどれくらい前の話なんだろう。
たしか、支配地にあったって書いてあったよね。
記憶を頼りに本を探していくけれど、見つからない。
一冊もないというのに違和感がある。
なんというか、その時代の本だけ抜け落ちているような、そんな違和感。
年表を見てみると、たしかに支配されている時代があった。
でもそれ以上の情報は読み取れない。
「なんでなんだろう…」