寵愛婚―華麗なる王太子殿下は今日も新妻への独占欲が隠せない
「陛下……父さんと母さんが結婚した時は、晩餐会には五分ほどしかいなかったらしい。その話を聞いた時にはどれだけ早くふたりきりになりたかったんだよって呆れたけど、今ならその気持ち、よくわかるな」
 
 一刻も早くセレナとふたりきりになりたいテオは、言うが早いかセレナの手をひっぱり、立ち上がらせた。


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