寵愛婚―華麗なる王太子殿下は今日も新妻への独占欲が隠せない
きっと、愛するクラリーチェがカルロと結婚して幸せになれるよう、自分が身を引くための理由としてセレナを欲しいと言ったのだろう。
それぞれの婚約者を交換しても両国に争いが起きないよう、色々考え長い時間をかけて進めてきたのもすべて、クラリーチェの望みを叶え、カルロと結婚できるようにするためだ。
なんて残酷だろう……。
セレナは胸の痛みに耐えるように口元を引き締めた。
それぞれの婚約者を交換しても両国に争いが起きないよう、色々考え長い時間をかけて進めてきたのもすべて、クラリーチェの望みを叶え、カルロと結婚できるようにするためだ。
なんて残酷だろう……。
セレナは胸の痛みに耐えるように口元を引き締めた。