INFATUATOシンドローム
電話?「あっ、羚焚(れいた)起きたんだ。もう終わっちゃったよ?」
羚焚「知ってる」
コタ「ならもっと早く出て来いよな〜」
なんで引き止められたんだろう。
あ、もしかして引き止めたの私たちじゃない?うっわー、すっごい自意識過剰じゃん!
そう思って時雨の手を引いて出ようとした。
が…
羚焚「待てよ。魁」
あ、あれぇ?なんで私の苗字知ってるのかな?私、ココに来て名前しか呼ばれてないよね?お、おかしいなぁ?聞き間違え?
羚焚「なぜお前がそんな服を着ているんだ魁?」
ま、間違いない…間違いないね!
恐る恐る後ろを見てみると、見たことのある顔で驚く。
璃夢「こ、こんにちわ。加賀美羚焚くん…」
彼は私の通っていた中学校、楪中学で3年間ずっとトップだった加賀美羚焚(かがみれいた)くん。
つまりはそういうことなのだよ…。中学が同じ…彼は私が女だと知っているということだよ!!!
羚焚「……お前に話がある。」
璃夢「っ……うぅ…」
翼「楪中ってことは…璃夢と同じ中学か」
何言われるんだろう…イヤだな。行きたくないな…でも行かないとバラされそうだし…
時雨「璃夢!行かなくていいよ!早く帰ろうよ!」
璃夢「し、時雨…」
時雨からしたらここにいる私以外は知らない人だし、知らない場所だもん…早く帰りたいよね