INFATUATOシンドローム



電話?「あっ、羚焚(れいた)起きたんだ。もう終わっちゃったよ?」


羚焚「知ってる」


コタ「ならもっと早く出て来いよな〜」


なんで引き止められたんだろう。

あ、もしかして引き止めたの私たちじゃない?うっわー、すっごい自意識過剰じゃん!

そう思って時雨の手を引いて出ようとした。


が…


羚焚「待てよ。魁」


あ、あれぇ?なんで私の苗字知ってるのかな?私、ココに来て名前しか呼ばれてないよね?お、おかしいなぁ?聞き間違え?


羚焚「なぜお前がそんな服を着ているんだ魁?」


ま、間違いない…間違いないね!

恐る恐る後ろを見てみると、見たことのある顔で驚く。


璃夢「こ、こんにちわ。加賀美羚焚くん…」


彼は私の通っていた中学校、楪中学で3年間ずっとトップだった加賀美羚焚(かがみれいた)くん。

つまりはそういうことなのだよ…。中学が同じ…彼は私が女だと知っているということだよ!!!


羚焚「……お前に話がある。」


璃夢「っ……うぅ…」


翼「楪中ってことは…璃夢と同じ中学か」


何言われるんだろう…イヤだな。行きたくないな…でも行かないとバラされそうだし…


時雨「璃夢!行かなくていいよ!早く帰ろうよ!」


璃夢「し、時雨…」


時雨からしたらここにいる私以外は知らない人だし、知らない場所だもん…早く帰りたいよね
< 238 / 540 >

この作品をシェア

pagetop