INFATUATOシンドローム
あれ?それだけ?

そう思って加賀美くんの方を見ると何故かニヤッと笑われた。

うわっ、なんかヤバくない?嫌な予感するんだけど!


羚焚「お前は俺にそんなことを言える立場か?俺はお前の秘密を知っている。それをアイツらにバラしてもいいのか?」


璃夢「きょ、脅迫だ!!ダメだよ!そういうことしちゃ!」


羚焚「この世界では脅しなんて日常茶飯事なんだよ。」


ヤバい。ヤンキー界ヤバいね。脅しが日常茶飯事っておかしいでしょ!?


羚焚「さぁどうする?大人しく話すか、話さずアイツらに秘密をバラされるか」


そんなこと言われたら話すしかないじゃん!

脅された私は京極に入った経緯を丁寧に、丁寧に話した。丁寧にね!
《くどいです》


羚焚「ふーん」


聞いた割には興味なさそうに反応する加賀美くん。

どうして興味なさげなのに話せなんて言ってきたんだ…。


羚焚「なるほどな。貧乏だからいつも行事ごとに参加してなかったんだな。」


そうそう、中学時代ってなんだか行事がたくさんあったよね。林間学校だとか修学旅行だとか企業見学だとか…

そういう行事って基本帰ってくるのが遅くなるじゃん?一人で帰ってくるには荷物もあって難しいし、お母さんに負担がかかるから行かなかったんだよね。


璃夢「…って、なんで知ってるんですか!?」


クラスの人でさえ参加していないのに気づいていなかったと言うのに!?
《悲しい人だな、おい》

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