INFATUATOシンドローム
さて、まずは


璃夢「翼、日向くん着替えさせることできる?制服のままだと苦しいと思うんだ」


翼「了解!えっと?………おぉ、コレでいいか」


あれ?この扉なんだろう

そう思って扉を開けてみた。

ガチャ

あっ、洗面所!トイレもある!ってことはタオルはココら辺に………あった!洗面器もあるし、ココに水をためて持って行こ

でも肝心の体温計が見つからない…勝手に引き出しとか漁るのは良くないよね…。勝手に扉開けといて何言ってんだって話ではあるけど…この際仕方ないか。


翼「…………あっ!璃夢!体温計あったぞ!」


璃夢「えっ!ホントに?」


もしかして朝計って机の上に出しっぱなしだったとか?


翼「おぅ!この引き出しん中入ってた薬とかもあるぜ!」


あぁぁああああ!!良くないねって言ったばっかりなのに!


翼「ん?なんだこれ?写真?」


急いで洗面器とタオルを持って部屋に戻ると、翼はまだ引き出しの中を漁っていた。


璃夢「つ、翼!人の写真みたらダメだよ!」


翼「小さい女の子2人の写真だ。璃夢も見るか?」


璃夢「だから見ちゃダメだって!それより日向くんの着替えは!?」


見てみると日向くんは漣さんが寝かせた時の状態から変わっていなかった。


翼「あっヤベッ」


璃夢「『あっヤベッ』じゃないよ!日向くんの風邪が悪化したらどうするのよ」


さっきも言ったけど制服じゃ寝にくいだろうし、何より汗かいてるかもしれないから着替えた方がいいんだよ!


翼「悪ぃ、悪ぃ。でも、そこまで弱い男じゃねぇだろ?」


璃夢「はぁ……そういう問題じゃないよ…でも、体温計探してくれてありがとう」
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